2010年12月25日土曜日

メーキングスタート!


ウインドチャイムブックスから発行されている『ボタンとリボン』(ART & POETRY MAGAZINE)の第3号が発売されました。この雑誌には、スモールプレスの応援ページ「5 SAMLL PRESS HANDS」という連載があります。
トランジスター・プレスも5つ手のうちの一つとして仲間に入れてもらっていて、手書きでビートについて書いたジンThe Day's of Beatを誌上展開しています。
ジンの中で、「イーディ、ジャックのこと、そして『ジャックケルアックと過ごした日々』(You'll Be Okay) のメーキングについてブログで紹介する、って書いてしまいました。

ということで、今日から心して書き始めます!

2010年10月2日土曜日

You'll be Okay


やっと出版しました。
現在、ジュンク堂、阪急ブックファースト、リブロ、青山ブックセンター、三省堂等のアメリカ文学の棚に並んでいます。
模索舍、IRAの店頭、またウエブサイトからでも購入できます。
宜しくお願い致します。

2010年3月12日金曜日

今日は誰の誕生日?


朝起きて、キッチンに向かったら、
電気を付けなくても窓から
明るい日差しが差し込んでいました。
それで思い出したんです。
今日3月12日は、ビート作家
ジャック・ケルアックの誕生日
だってことを。
(ジャックは、私にとって心の師)
1922年生まれ。生きていたら88歳!
日本だったら米寿のお祝いの歳でした。
今年は、ジャックの最初のパートナーで、
生涯に渡っての心のパートナーでもあり続けたイーディ・ケルアック・パーカーの
メモワールをトランジスター・プレスで発行する予定なので、
それがイーディ、そしてジャックへのプレゼントにもなれたらうれしいです。

ジャックは『孤独な旅人』の著者序文の中で、

「書くことをこの世の自分の義務だとつねに考えた。
また宇宙のやさしさの説教を義務だと考えた。
そのやさしさこそヒステリーの批評家たちが
《ビート》ジェネレーションの真実を物語った
僕の小説の熱狂的な活動の背後に見そこなったものだ。」
(ジャック・ケルアック著、孤独な旅人』、新宿書房刊、中上哲夫訳より)

と書いています。
ヒステリーの批評家たち(?)には気づかれなかった、
ジャックのやさしさは誰よりもイーディ自身が
『ジャック・ケルアックと過ごした日々』で
語ってくれるはずです。
あと、もう少しお待ち下さい!